佐々木拓丸 – Eから弾きな。 3巻

まさかの最終巻。リアルなバンドものだったので、もうすこし続きを読みたかったです。残念と言うしか有りません。

せめてメジャーデビューや音源発売と言った所まで読みたかったと言うのが本心です。

残念。

Eから弾きな。(3)
Eから弾きな。(3)

posted with amazlet at 14.03.23
講談社 (2014-01-31)

天乃忍 – ラストゲーム 5巻

少し物語的には停滞期?

帯にある「マンガみたいな恋、したい」という時期まっさかりと言ったところでしょうか。好きな人とグループで遊びに行ったり、ライバルが出てきたり、人間関係が複雑になってきたり。また細かないくつもの描写が「恋」へのあこがれを読者に誘ってくれる希有で素晴らしいマンガです。

5巻発売時に大々的なキャンペーンが行われていました。私自身、それに参加しましてサイン本、賞、直筆サイン入りポスターを頂いてしまったのも良い思い出です。

将良 – 青春ビターチェンジ 1・2巻

いわゆる人間・性転換モノなのですが、これほど長い時間元に戻らないというストーリー展開は珍しいのではないでしょうか。

転換した相手の成長・日常をお互い見続けると言うことがこんなに辛いモノなのか。それが自分が思っていた生活と合致しているとなおさら、うらやましがり、二人の人間関係が上手くいかなくなるという循環になりつつ、お互いを尊重し会い続ける。それがほろ苦い青春としてうまく表現しています。うーん。うまく文章にすることが出来ません。

決して熱量がある青春ストーリーではありませんが、油断して読んでいるとぐさぐさと胸に刺さるストーリーです。

今一番にオススメです。

椎名橙 – それでも世界は美しい 6巻

内容紹介
砂の皇国でニケが目にした、人々の悲しみ、そして微かな希望。
すべてを胸に、ニケはふたたび歌い、雨を呼ぶ。
この雨が伝えるものは…。
2014年1月刊。

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まさかまさかのアニメ化!物語の内容が素晴らしいのはいつも書いていたとおりですが、アニメ化されるとは…。驚きです。きちんと最終回までアニメ化して欲しいモノです。

その余波は本屋まで波及しておりました。発売日を少し過ぎた頃に買いに行ったのですが、どこの本屋にも6巻を見つけることが出来ませんでした。嬉しいことです。

やっとの事で手に入れた6巻は「砂の皇国」のクライマックス。リビのかっこよさが光ったお話でした。これではニケも形無しです。というか、惚れるよなぁ。所々でてくる年齢に合わないおっさんくさい台詞も笑ってしまいます。

「パンツ脱がされてから後悔したって遅いんだからなっ」

うん。名台詞です。

硬軟バランスの取れたお話構成で読み手を飽きさせません。

それにしてもどんどん絵もお話も表現力が上がっていきますね。まだまだ伸びしろを感じます。楽しみ!

それでも世界は美しい 6 (花とゆめCOMICS)
椎名橙
白泉社 (2014-01-20)

ウラモトユウコ – 椿荘101号室 1巻

内容紹介
期待の新鋭ウラモトユウコ初単行本!!

彼氏と同棲していた春子は、いつからか仕事もせず、彼に頼りっきりの生活になっていた。
そんなある日、春子に重大な転機が…。
一人の女性と奇想天外な住人たちとの日々を描く、アパートライフコメディ!

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書店に平積みされていたので、気になって購入しました。気が付いたらサイン入りでした。これは嬉しい誤算でした。

そして内容もとても面白いものでした。どうしてもアパートコメディというと「めぞん一刻」と思い起こしてしまいます。奇人ばかりという住人の設定は似ていますが、今のところ住人との恋愛はないので、コメディとして楽しめます。

同棲していた彼氏から別れを切り出され、家を出て行く春子。それまでアマアマな人生を過ごしてきた彼女にとって、やることなすことすべてが初めてで、なおかつそれが変な住人が周りにいるアパートでの出来事なので、面白くないわけが有りません。

まだアパートの住人がすべて出きっていないようなので、人物紹介のような話が続くのかも知れません。そんななかでも、すでにアパートになじんでいる春子は愛すべきキャラなのでしょう。

「104の田中さんちに来てた子」はかなり好みの話でした。こんな風に他の住人と自然と遊べるのは、良好な関係を築いているんだなぁ、とほっこりしました。

佐々木拓丸 – Eから弾きな。 2巻

内容紹介(Amazonから)
1ヵ月後のライブへ向けて、猛特訓を重ねるギター初心者・神谷三蔵。リハーサルのでき次第では、ライブへの参加は見合わせられ、チケットの払い戻しを全額負担する羽目に。さらにはバンドの解散も約束させられ、三蔵は決意する。バンドの先代ギタリスト・黒崎に「吹流」へ戻ってもらおうと。だが、事情を知った黒崎は三蔵の提案を一蹴、もっと「ロック」に身を投じろと進言。なぜか今度は黒崎宅でギターの特訓が始まってしまう。

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単純に演奏しているシーンがかっこいいです。それだけでも見物です。やはりバンドものは演奏しているシーンがかっこよくないと、読む気がなかなか起きません。

この巻では、それまで「吹流」のためにギターの練習をしていた三蔵の気持ちが、大きく変わっていくシーンが描かれています。

少し事情が違いますが、私も初心者同然で3ヶ月後のライブに向けてキーボードのパートを任されたことがあります。コードを押さえるのも覚束なかったのですが、なんとかライブに間に合い、いやへたくそなままでしたが、ライブを行ったことがあります。そのバンドには1~2年ほど参加していましたが、面白い経験をさせてもらいました。

自分もそうでしたが、どんどん楽しくなるのですね、誰かと演奏していくと。

その感覚を三蔵がうまくフミに伝えられず、悶々と黒崎と話をするシーンは、なかなかの名場面です。

次巻はとうとうライブが開始です。どんなライブになるのか、楽しみです。

Eから弾きな。(2) (イブニングKC)
佐々木 拓丸
講談社 (2013-07-23)

師走ゆき – たまちぇん!!

内容紹介(Amazonから)
強面&怪力で怖れられる男子・望美と人格が入れ替わってしまったこまち。
でも、とっても可愛い彼の本性に胸キュンの連続で…!?
2013年7月刊。

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なにが素晴らしいかって、人格が入れ替わった後のこまちのかわいいこと、かわいいこと!これは反則です。漫画好きにもかかわらず、あまり登場人物にそういうことを思うことが少ないのですが、これはカワイイ!

入れ替え前、入れ替え後の変化もまた楽しめます。

読み切り、掲載誌変更といった理由で1巻通して統一感が無いのが残念ですが、それを補ってあまりあるドタバタコメディで、楽しいです。

ずいぶんと前にデビューした記憶があるのですが、まだ3冊目なのですね。この「たまちぇん!!」も2巻が出ないのがもったいないくらいの出来です。続刊がでることを願っています。

たまちぇん!! (花とゆめCOMICS)
師走ゆき
白泉社 (2013-07-19)

都戸利津 – 嘘解きレトリック 1巻

内容紹介(Amazonから)
時は昭和初年。「人のウソが聞き分けられる」能力を疎まれ、生まれ故郷の村を出た浦部鹿乃子。空腹で行き倒れた九十九屋町で、貧乏探偵の祝左右馬と出会い…!? 2013年6月刊。

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「群青シネマ」と同じ作者さんと気が付かずに購入いたしました。ずいぶん画力が上がったなぁというのと、話の作りが本当に上手になったと驚きました。

「ウソを見分ける力」を持つ鹿乃子とその力を受け入れた探偵の祝のコンビが結成されて、事件を解いていくストーリーです。能力云々はありがちと言えば、ありがちですが、鹿乃子がその能力のために住んでいるところから出て、祝たちがいる幸せな居場所に参加することが出来る過程を見ていると、ほっとします。

また居場所が出来るために、祝が微に入り細に入り、鹿乃子の不安感を無くしていく様は、探偵という職業が最適で、かなり感動します。そのネタを作るのも作者さんの苦悩が忍ばれます。

2巻からの本格的な謎解きに期待です。

嘘解きレトリック 1 (花とゆめCOMICS)
都戸利津
白泉社 (2013-06-20)

久世番子 – パレス・メイヂ 1巻

内容紹介(Amazonから)
貧乏貴族の実家を救うため、帝の暮らす宮殿「パレス・メイヂ」に仕えることになった14歳の御園公頼(みその きみより)。ある時、帝の画帖が破られる事件が起き、御園に嫌疑が…!? 2013年6月刊。

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帯に書いてあった「別冊はなとゆめ」で読者アンケート1位の支持を得たにひかれて購入いたしました。

不勉強で久世番子さんの事を知らずに読んだのですが、これがなんと表現しようか、迷ってしまうほど良かったです。まだまだ少女の今上帝の彰子と、少年侍従の御園の、何とも言えぬ淡い関わり合いから発展する恋物語です。

「宮中の出来事は他言無用」という一話の言葉、柏木の話も、後々に効いてきて良かったです。

しかし、所詮は子供?同士。その年のハンデをどう克服していくのか。2巻が非常に楽しみです。裏表紙の素の彰子がなんとも素敵なので、それをいかしていって欲しいです。

それにしても、他社の単行本を載せるようになったのですね。驚きました。

パレス・メイヂ 1 (花とゆめCOMICS)
久世番子
白泉社 (2013-06-20)

日本橋ヨヲコ – 少女ファイト 10巻

内容紹介
春高に出場するための最後の関門・地方大会が目前に迫る黒曜谷高校。監督・笛子は、チームが負けたらライバル校の監督・別所からの求婚を受ける約束をしていた。真実を確かめるべく、練は理事長のもとへ。そこで練は、笛子が自分の命を懸けて春高優勝を成し遂げたことを知らされる。シゲルはこの時期になぜ伝えたのかと抗議するが、理事長は試練が多いほど練は輝く、と期待してた……。

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約一年ぶりの単行本です。9巻の内容が曖昧だったので、読み返してからの10巻です。

すさまじい筆致と台詞で読者に迫ってくる迫力は相変わらずのもので、他の方にすでに語り尽くされていると思いますが、巻を追うごとに、ますますその迫力は凄いものになってきています。

シーンの緊張感が続くかと思うと、力が抜けるようなコメディ要素を挟んできたり、縦横無尽に世界は回り続けています。それが日本橋ヨヲコさんの魅力なんでしょう。

一つ、疑問なのは、これだけ問題点のある黒曜石チームって、本当に強いのかな?ということでしょうか…。

少女ファイト(10) (イブニングKCDX)
日本橋 ヨヲコ
講談社 (2013-07-23)
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